← 記事一覧

全員に公平なサーバーリージョンを5分で選ぶ方法

住んでいる場所も国もバラバラなメンバーで一緒にゲームをすると、サーバーリージョン選びは毎回もめる種になります。「自分の地域が一番人口多いから」と誰かが決めても、残りの2人がずっとパケットロスや切断に悩まされる——これは運が悪いのではなく、そもそも「サーバーを選ぶ基準」自体が間違っているからです。

なぜ「一人の遅延」だけでは全員の体験を代表できないのか

多くの人は、チームの中で「一番ネット環境が良さそうな人」に軽く遅延を測ってもらい、その数字が低ければそのリージョンに決めてしまいます。しかし、その低い数字は「その人一人」のものであって、チーム全員のものではありません。たった一人でもそのリージョンへの遅延が高ければ、毎回誰かがラグに悩まされることになります。

本当に問うべきは「どのリージョンが一番速いか」ではなく「どのリージョンなら、一番遅い人でも許容できるか」です。この二つはまったく違う並び順を生み出すので、基準を間違えると測定自体が無意味になります。

正しい考え方:「一番速い人」ではなく「一番遅い人」を基準に並べる

候補となるすべてのリージョンについて、メンバー全員の遅延を測定し、各自の遅延の中央値を記録したうえで、次のように進めます。

  1. 各リージョンで遅延が一番高い人の数値を確認する(=そのリージョンの「最も遅いメンバー」)。
  2. この「最も遅いメンバー」の数値が低い順にリージョンを並べる。
  3. 数値が近い場合(例えば10ms以内)は、全員の平均遅延と最大パケットロスで比較して決める。

この考え方の理由はシンプルです。多くの人にとって快適でも、1〜2人にとって極端に悪いリージョンは、結局その1〜2人によって体験全体が台無しになります——目標は「平均的に速い」ことではなく、「全員が実際にプレイできる」ことだからです。

実践編:PartyPing でチーム全員のランキングを一気に測定する

各メンバーがバラバラに測定ツールをインストールしてスクリーンショットを見せ合う必要はありません。PartyPing なら、この並べ方のロジックがそのままインストール不要・登録不要のWebツールになっています。

手順1:ホストがルームを作成 記事末のボタンを押すだけでルームが作成されます。アカウント登録は不要です。

手順2:招待リンクをグループに共有 ルームが作成されたら「招待リンクをコピー」ボタンから、いつもの開黑用グループチャットやDiscordにリンクを貼るだけ。各メンバーはリンクを開いてニックネームを入力すれば、アカウント登録なしで参加できます。

手順3:全員がそれぞれ「テスト開始」をクリック 全員がルームに入ったら、各自「テスト開始」をクリック。ブラウザが各リージョンへの遅延とパケットロスを順番に測定します(すべてブラウザ内で完結し、何もダウンロードしません)。途中で別のタブに切り替えると測定は一時停止し、戻ると続きから再開します。

手順4:ランキングを見てリージョンを決定 全員の測定が終わると、ページが自動的に「最も遅いメンバーの遅延が最も低い」順に並べ替えられた完全なランキングを表示します。各リージョンをクリックすれば、メンバーごとの遅延とパケットロスが個別に見られるので、誰がどのリージョンで苦しむかが一目で分かります。

ランキングはリアルタイムで更新されます。まだ測定を終えていないメンバーがいても、終えた人から先に結果を見ることができ、残りのメンバーが測定を終えるたびにランキングが自動で再計算され、全員の画面に同期されます。

次回の開黑では勘に頼らず、リンクを送って5分待つだけ。あとは一番「公平な」リージョンが自然に決まります。

関連記事

よくある質問

複数人で遅延を測るのに、全員アカウント登録が必要ですか?

不要です。招待リンクを開いてニックネームを入力するだけで参加できます。身元情報は各自のブラウザにローカル保存され、登録もログインも必要ありません。

ホストはルームをロックして新規参加を止められますか?

できます。ホストはいつでも新規参加の禁止・許可を切り替えられます。ロックしても、すでに参加しているメンバーのテストや再参加には影響しません。

測定データはどのくらい保存されますか?

ルームは有効期限に達すると自動的に失効します。期限はルームページに表示されます。ホストが手動でいつでも閉じることもできます。

全員が測定を終えないと結果は見られませんか?

いいえ。1人でも利用可能な全リージョンの測定を終えればランキングが表示されます。その後、他のメンバーが終えるたびに自動で再計算され、全員の画面に同期されます。